平成27年9月17日、西宮北口にあるなでしこホールにて西宮青年会議所 研修委員会が担当する9月度例会が開催されました。
冒頭、松本理事長から挨拶がありました。
その後、一般財団法人西宮くすのき会主催の「西宮スポーケン交換学生プログラム」で留学をされる高校生3名の認証式をおこないました。壇上で留学に向けての意気込みや目標などを発表する彼女たちの姿はとても立派でした。
今回お招きした講師はリレイト代表:中桐万里子様です。
あの銅像で有名な二宮金次郎(尊徳)から7代目の子孫であり、現在は関西学院大学で講師を務め、また各地で講演やセミナーを行っておられます。
講義で印象的だったのは、二宮金次郎が茄子の味から冷夏が来ることを予見し、米作をから寒さに強いヒエやアワに切り替えた事で、見事に飢饉を乗り越えたエピソードに触れ、
・茄子の味の違いに気づく・・・小さな事に気づく重要さ
・育てる作物を変える・・・気づいている、知っているだけでは意味が無い、実践してこそ意味がある
という話でした。
大きな事を為すのに才能は必要ない、小さな事にアンテナを張っているかどうかである。とも仰られました。
これは日常の中で慣れてきたことに対しても見落とすこと無く気づく事ができるか。また気づく為の知識を備えているか。と言うことであり、簡単そうで大変難しい事だと思いました。
講義の後には担当委員会の西中委員長から、講師へのお礼の言葉があり。今年度委員長を担い、現時点での感想を述べておりました。
西中委員長に続き藤田幹事より講師への謝辞があり、無事に9月度例会は終了致しました。